|
- ■南部千厩紬(なんぶせんまやつむぎ)について
-
千厩紬とはこの工房で織られた物の総称であります。会社は1976年(昭和51年)に設立いたしました。
社名は「有限会社 織鶴」ですが、通常は「絹工房 織鶴」を名乗っております。現在の織り手は2名です。
基本的に絹100%を使用しており、機械を使わない手織りの商品です。
※極一部に付加価値アップのため、他の素材を混ぜることもあります。
糸の種類も光沢のあるきれいな物から、表情や節があり切れやすいものまで様々な糸を使用しております。
現在の所、販売できる物はネクタイと帯のみです。
ネクタイには「ORIZURU」の織ネームが付いており、帯には「千厩紬」の織りネームが付けられております。
- ■商品の種類
-
ネクタイはA、B、Cの3タイプに分けております。
■Aタイプは定番商品で現在の所は9,800円(10,290円税込)です。緯糸(よこいと)に単色の糸を使用
しうっすらと縦縞が入った物と無地の2種類があります。
■Bタイプは主にAタイプの無地の織り方+緯糸に変わり糸などを使用して織った物です。
金額は11,000円(11,550円税込)です。
■CタイプはAタイプの無地の織り方+緯糸に変わり糸や数色の糸を加えて、織り方にも更に工夫をして織り上げ
た物で、12,800円(13,440円税込)です。
帯は「袋名古屋帯」「半巾帯」「角帯」の3種類です。
帯に関しては金額は表示しておりませんので、お問い合わせ願います。
- ■商品寸法に関して
1.ネクタイの寸法
ネクタイは今のところ総を入れて長さ140cm、巾65mm前後で織っております。
市販のネクタイより細めですが、Aの無地やB、Cタイプは構造上さらに数ミリ細身に成りやすいです。
ネクタイの場合、特に縦方向に縮みます。型紙は縮むのを見越して長めに作っておりますが型紙通りに織っても、
テンションのかけ方、織る機による違い、縦縞か無地か、緯糸の太さ、整経後何本目なのか(始めの方か、終わり
の方か)によっても縮み方が違います。一番顕著なのは強くテンションをかけ引っ張られているので、機からはず
した際に大きく縮みます。糊付け色止め、乾燥で更に縮みます。型紙の段階から7〜8cmは縮みます。
その後、砧打ちやアイロン掛けの際少しは伸びますが、以上のような理由により長さは多少前後してしまいます。
2.帯の寸法
袋名古屋帯(八寸帯)織り上がりサイズで約490cmと割と長めに織っております。
巾は 8寸2分(約31cm)となります。
半巾帯:長さ 約374cm×巾16cm
角帯:長さ 約402cm×巾10.5cm
※いずれも総を除いた長さです。
仕立ての際、袋名古屋帯は総をカットしますが、半巾帯と角帯は仕立てがないため総が付いた状態です。
- ■商品写真について
- 最近撮影のものは3点(丸めた状態、結んだ状態、箱に入れた状態)です。
それ以前に撮影のしたものは結んだ
状態のみです。今後同じものを織りましたら、3点撮影したいと思います。
一気にアップできませんので、過去に
撮り貯めたものも含めて少しずつ紹介していきますので、
気長にお待ち下さい。
- ■色合い及び色名について
- どれも非常に微妙な色合いで、同じ場所でも太陽光下、蛍光灯下、モニター上ではすべて見え方が違います。色名
も便宜上付けたものですが、条件が変わればこの色名も変化してしまいますし、同じ色に染めたつもりでも新色が
出来てしまうこともたまにあります。
ですので色名はここで表記しなくても良いのですが、それぞれ区別しやすいように記載しております。
- また、撮影する際にも時間が一定とは限りません。一つの商品につき12カットほど撮りますが、照明、スポット、
フラッシュ、カメラの設定によっても違います。画像加工はMacでしておりますが、同じMacでもモニターに
よる違いもありますし、Windowsと比較するとまた違いがあります。
- 画面上の色目もどこか一ヶ所にに合わせ過ぎると印象が違ったりと、非常に難しいため全体の主観による印象を重
視しております。手元にない商品はなおさら印象に頼らざるを得ませんので、どうぞご了承下さい。
- 条件にもよりますが、特に明るめの経糸の場合、モアレが出ることもあります。
|
|
|